Windows Mobile (PocketPC) のデバイスエミュレータをネットワーク(LAN / Internet)に接続する方法。
デバイスエミュレータだけではネットワークに接続することはできず、かつ、いくつか作業をしてあげないといけません。
その手順の覚え書き。
0. 前提
前提として、Visual Studio をインストール、もしくは、デバイスエミュレータを単独でインストールするところまでは終わっているものとします。
アプリケーション開発目的だったら黙ってても Visual Studio をインストールするわけなのでそれでよし。Mobile 接続する業務アプリのインフラ周りのテストなんかでは、実際にはデバイスエミュレータを別途インストールすることになるでしょう。
1. Virtual PC 2007 インストール
次に必要なのが Virtual PC 2007。
Virtual PC 自体が必要なのではなくて、そのパッケージに含まれる仮想ネットワークドライバが必要です。
以前はこのドライバが単独でダウンロード出来ていたようなのですが、今は Virtual PC 2007 をインストールすることになるようです(他には使わないとしても Virtual PC をインストール!)。
これで準備完了。
2. デバイスエミュレータのネットワークプロパティ設定
仮想ネットワークドライバ経由でデバイスエミュレータをネットワークに接続するためのプロパティ設定。
もちろんここでエミュレータを起動する必要があります。
- エミュレータ自体のメニューで [ファイル]-[構成] を選択
- プロパティの [ネットワーク] タブで、"NE2000 PCMCIA ネットワークアダプタを~" をチェックして、さらに "接続されたネットワークカード" を選択
- [OK]
- エミュレータ自体のメニューで [ファイル]-[リセット]-[ハード] を選択(多分ここでリセットするのがいいはず)


3. デバイスの接続設定
このステップでエミュレータは無事ネットワークに接続されるはず。
- エミュレータがリセットから帰ってくるのを待つ
- デバイス(エミュレータ自体ではなくて、PocketPC のほう)のメニューで [スタート]-[設定]-[接続] を選択
- [ネットワークカード] アイコンを選択
- [ネットワークカードの接続先] で "社内ネットワーク設定" を選択して、さらにアダプタとして "NE2000 互換イーサネットドライバ" を選択
- NE2000 互換~ の IPアドレス設定が開くので、DHCP にするなり固定アドレスにするなり環境に合わせて設定(もちろん必要に応じて [ネームサーバー] タブのほうも開いて設定)
- [OK]
- [接続] アイコンを選択
- [詳細設定] タブを選択
- [ネットワークの選択] を選択
- [インターネットに自動的に~] と [プライベートネットワークに~] の両方で "規定の社内ネットワーク" を選択(不要な接続ならば別の方法を指定していてもいいと思いますが)
- [OK] を2回、[×] を1回
- エミュレータのメニューで [ファイル]-[リセット]-[ソフト] でリセット


4. 確認
デバイスが立ち上がってきたら、最後に Internet Explorer で任意のサイトにでも接続してみてください。無事ページが表示されれば成功です。