7月19日(土)に、技術ひろば.net の第1回目となる 勉強会 を開催しました。
1回目とは言いながら、以前別のコミュニティーをやっていたので2ヶ月お休みをいただいて名前を変えて再開しました、といったところですが。
準備不足、告知不足、また3連休の中日にもかかわらず、また告知でも「勉強会を立ち上げました」なんていう(いくぶん意図的に)非常に心許ない告知をしたにもかかわらず、8名(瀬尾を含む)の参加者で開催できました。参加してくれた皆さんには感謝です。ありがとうございました。
(ちなみに、前のコミュニティーでは第1回目は3人でやりました /w)
当日は えムナウさん も参加してくれまして、瀬尾はビビりながら喋るは、的確な突っ込みが入るは、そしてなんと、えムナウさんの特別セッションまであって、臨場感あふれる楽しい会になったと思います。(えムナウさん、いきなりのセッションを受けていただき、ありがとうございました)
資料は コミュニティーのサイト からダウンロード可能です。
内容としては、Windows Virtual PC (Windows 7 用 Virtual PC) と Visual Studio 2010 Beta 1 について。
「開発者のための Virtual PC」
仮想化技術としては、Hyper-V, VMWare, Xen, VirtualBox などいろいろあるわけですが、Virtual PC のメリットとしては、
- マシン1台だけでよい・・・例えば、Hyper-V などのようにサーバーが不要
- Windows OS との親和性やパフォーマンスが高い
- 統合機能によるリッチな操作性・・・クリップボードやドライブがホストと共有できる、メニューの統合、ホストとゲストのアプリケーションのシームレスな利用など
などがあげられます。
あえて、開発者のための と冠を付けたのは、最近のソフトウェアや開発ツールはベータやらCTPやらがいろいろあって、普段使いのマシンの環境を汚さずに評価するには仮想マシンが便利ですよ、そのためには Hyper-V などがなくても Virtual PC でも十分なことが結構ありますよ、というメッセージのつもりです。
つまり、Virtual PC を見直してみましょう、開発者として Virtual PC の活用を考えてみましょう、ということを伝えたかったのですが、上手く説明できたでしょうか。
「Visual Studio 2010 Beta 1 評価ポイント」
Visual Studio 2010 Beta 1 と C# 4.0 の面白さをいくつかのポイントで紹介しました。
- シンボルの追跡、呼び出し履歴の表示・・・コーディングの最中に、コードの構造を確認、理解するのに役に立つ機能
- クラス、メソッドの自動生成・・・テスト駆動開発の効率化ができる機能
- Dynamic 型・・・メンバーの評価をコンパイル時には行なわずに実行時まで遅延する型。動的言語(スクリプト言語)呼び出しや Office 開発などで利用
- オプション引数、名前付き引数・・・VB には以前からあった言語仕様、ようやく C# でも使えるようになりました
- 並列プログラミング・・・言語仕様として、処理の並列化が取り込まれました
といったお話と、ごくごく簡単なデモを見ていただきました。
「VisualStudio2010 β1 を使ってみた」
えムナウさんが、以前わんくまの勉強会でやった内容から抜粋して、当日いきなり話してくれました。
- UML・・・VSでもようやく UML が使えるようになりました。瀬尾は JUDE 使いで VS10 の UML 機能は評価していないため(というか、使い方がわからず放置していた /w)、当日の話でもスルーしたのですが、えムナウさんがフォローしてくれました。
- 手動テストの記録と再生・・・UI テストビルダーで UI テストも自動化できるようになりました。ものすごく面白い。従来自動テストというとユニットテストが主で、あとは Web アプリでは今までも可能だったとはいえ、Windows アプリ、WPF アプリではプレゼンテーション層のテストはサードパーティーのツールでも使わない限り自動化できなかったわけです。これが出来るようになりました。
ここについてはまったく評価していなかったので、今回の勉強会を開催して一番の収穫でした。
「技術を楽しむ、技術でつながる」をモットーするコミュニティーなので、これからも楽しいと思える勉強会を続けていきたいと思っています。また、初心者と、いい意味での万年初心者のためのコミュニティーでありたいなと思っています。
今後の予定としては、8月22日(土)、9月12日(土) に開催する予定です。ただし会場などの調整の都合で変更する可能性があります。興味を持ってくださった方はコミュニティーのサイトで時々チェックしていただけるとうれしいです。
また一緒に運営してくださる方、講師立候補、ネタのアイデアなど随時募集しています。
「ひろば」なので楽しんでナンボです。